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滋賀県障害者スポーツ協会
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第4回全国障害者スポーツ大会
 平成16年11月13日~15日埼玉県熊谷市、さいたま市他
 
 11月13日から15日までの3日間にわたり、「ともに感動!ともに笑顔」のスローガンのもと、第4回全国障害者スポーツ大会(彩の国まごころ大会)が埼玉県の熊谷スポーツ文化公園を中心に開催されました。 
 昨年は同じ11月ながら非常に暖かく、穏やかな天候のもと大会が開催されましたが、今大会は初日こそ晴れたものの、冷え込みが強く、さらに大会2日目からは雨も加わり、全般的に天気には恵まれませんでした。
 しかし、全国から集まった約3100人の選手の熱気は寒さも雨も吹き飛ばし、国内最大の障害者スポーツ大会は今年も大いに盛り上がりました。
開会式での滋賀県選手団の入場行進の写真
開会式での滋賀県選手団の入場行進(11月13日)
 
 平成13年に全国身障者スポーツ大会とゆうあいピックが統合されて、4回目となる全国大会ですが、回数を重ねる度に競技性が高くなっております。特に知的障害者の部門では、ゆうあいぴっく時代の優勝記録でも、3位入賞すら難しいことも多く、身障部門を含め、どの競技でも確実に強化を行なわないと全国大会で通用しないことを実感する結果となりました。
 また運営側も色々と新しい試みがあり、陸上競技で聴覚障害者のスタートの前に確認のための出発合図テストがあるなど、競技大会としての細かい配慮が感じられる反面、厳正にルールを適用した結果、失格になる選手も多くありましたが、競技大会として好ましく感じました。
 このような流れの中、選手を「競技者」に育てるよう努力してきた滋賀県にとっては、厳しさも逆に追い風となり、例年以上の活躍が目立ちました。
 陸上競技ではコーチ陣の熱心な指導はもちろん、ベテラン選手も経験が浅い選手を上手くまとめ、一丸となって大会に臨むことができました。結果、脇選手が障害急歩で大会新記録を樹立し優勝したのをはじめ、自己記録を上回る素晴らしい成績が続出しました。そして、陸上競技の最後を飾る男子400mリレーにおいても昨年に引き続き見事1位となり、大きな感動を与えました。
 また、水泳においてもエース瀧山選手が期待どおり2種目とも大会新記録で優勝したのをはじめ、初出場の清水選手も大会新記録を樹立するなど、全員が3位までに入賞し滋賀県の強さを物語りました。
 更に卓球競技においては、強豪犇めく聴覚部門において、川中選手が激戦を征し見事1位となったほか、渕田選手についても、国内最強の竹田選手にこそ健闘むなしく敗れたものの2位となりました。アーチェリー、そしてフライングディスクについても活躍が目立ち、選手全員が3位までに入賞を果たし、今大会での滋賀県選手団の好調さを物語っていました。
 しかし、ボウリング競技については、柏選手が練習中の負傷のため充分な練習が出来ず苦戦したことに加え、べテランの寺田選手も今回は振るわず残念ながら入賞することができませんでした。
以上の結果、滋賀県選手団としては、金17、銀9、銅10の合計36個のメダルを獲得することができ、昨年の34個を上回る素晴らしい成績を残すことが出来ました。
 なお、来年の第5回全国障害者スポーツ大会(輝いて!おかやま大会)は「あなたがキラリ☆」という国体との共通スローガンのもと、平成17年11月5日から7日までの3日間、岡山県総合グラウンド(岡山市)を中心に開催されます。
 
アテネパラリンピックグローバル大会(スウェーデン)の結果
▼INAS・FID2004グローバル大会
平成16年7月25日(金)~8月3日(火)
スウェーデン・ブルネス
○卓球競技 〈シングルス〉
10位 義永崇真(竜王町)
予選敗退 渕田彰(信楽町)
〈ダブルス〉
3位 義永・竹田組
8位 渕田・Cesar組
〈団体戦〉
準優勝 竹田・樋口・塩崎・義永組
▼2004アテネパラリンピック競技大会
平成16年9月17日(金)~9月28日(水)
ギリシャ・アテネ
○シッティングバレーボール競技
7位 日本代表チーム
※キャプテンは田中浩二選手(余呉町)
 
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